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  ストレスコントロールについて

現代社会はストレス社会とも呼ばれています。社会が複雑化すればするほどストレスを受ける割合が高くなるそうです。もちろん自給自足の社会にも、天候不順で作物が育たないなどのストレスがあり、ゴージャスで悠々自適な生活にも、社会的責任などのストレスがあります。端的に言ってしまえば、ストレスはどんな社会にも必ず存在するということです。多くの方がそのストレスの餌食になっているように思えます。うつ病患者数が増加の一途をたどっていることからも明らかです。

最近では「精神科」は聞こえがよくないため、「心療内科」という名称に変更する病院が増えています。医師はできるだけ多くの患者を診察しなければビジネスが成り立ちませんので、簡単に診察し、薬を処方します。次回診察の際にその薬が効いたがどうか確認し、効けば同じものを処方し、効かなければ他の種類に変えるか、さらに強い薬を処方します。結局のところ、薬は一時的な解決法で根本的な解決にはなりせん。

それではカウンセラーはどうでしょうか?確かに親身になって話を聞いてくれるカウンセラーは存在します。しかし、60分6,000円~10,000円の料金を毎回支払うとなると今度は財政面で逼迫し、更なるストレスを抱えることになります。さらに、自分にあったカウンセラーが一生サポートしてくれるわけではありません。ですからこれも根本的な解決とは言えません。

ではどうしたらよいのか?
答えは簡単です。自分自身がストレスに強くなればよいのです。そして、それでも対処できない部分を医師やカウンセラーに委ねればよいのです。すべて自分で解決しようとすると、かえってストレスになる場合があります。

ストレスに強くなりストレスとうまく付き合うことが、現代社会を生き抜く唯一の方法なのです。このストレスマネージメントプログラムこそが、そのスキルを身に付けることができる唯一のプログラムなので。

※注意
プログラムは自己責任において実行してください。このプログラムや情報によって被ったいかなる損害についても当方では責任を負うことができません。うつ状態にある方は、必ず医師に相談してください。


  理解すべきこと

「人生で起こりうるすべてのことがストレスに繋がっている」と言ったら驚くでしょう。辛く悲しいことだけでなく、楽しいことでさえストレスになることがあります。勝者は勝者であり続けなければならないストレス、次に負けたらどうしようというストレス、もう上はないのかというストレス、勝ち組にも様々なストレスがあります。

すべてのことがストレスであると言うと、「そんなにストレスはないよ」と反論されるかもしれません。しかしそれは、ストレスがあるが感じていない状態です。つまり、あなたのストレス耐性が、そのストレス度より高く、ストレスとして感じないのです。このストレス耐性を上げることによって、ストレスを感じる頻度や程度を減らすことができます。

ストレスを受け続けた場合、それに押し潰されるか、それに耐性ができるかどちらかです。

ウェイトリフティングに例えてみましょう。

  1. 押し潰される場合:筋力不足または、ウェイトを一気に増やされた
  2. 耐性ができる場合:同じ重さのウェイトを繰り返し持ち上げ筋力がついた

理想的なトレーニングは、適度なウェイトを繰り返し持ち上げ、過度なウェイトを数回持ち上げるコンビネーション型です。謀らずもストレスは向こうからやってきてくれます。それを利用してストレス耐性のある精神に鍛え上げましょう。今まで辛いと感じていたストレスが、それほど辛いと感じなくなります。

過度のストレスは生産性を低下させます。ですからストレスが多いと仕事がうまくいかず、それによって叱責を受け、ストレスを蓄積させる悪循環に陥ります。逆にストレスが完全に無い状態はどうでしょう。一見ストレスフリーの状態は最高のコンディションであるかのように思えますが、以下のグラフを見ると、生産性は過度のストレスを受けた状態と同じレベルですから、良い状態とは言うことができません。

適度なストレスが生産性を向上させてくれることが以下のグラフからも明らかです。ストレスにはeustress(ポジティヴストレス)とdistress(ネガティヴストレス)があります。一般的にストレスと言われているのはdistress(ネガティヴストレス)を指します。

しかし、eustress(ポジティヴストレス)とdistress(ネガティヴストレス)の分類は、個人のストレスの捉え方によるもので、正確な分類法は存在しません。プレッシャーに強いとか弱いという表現を使いますが、同じストレスをeustress(ポジティヴストレス)と捉えるかdistress(ネガティヴストレス)と捉えるかによる差であると考えることができます。

ストレスは捉え方によって180度変わる流動的なもので、精神状態や周りの状況などによっても、その度合いは大きく変わってきます。ですから同種のストレスであっても、まったく同じストレスであることはないのです。こうした理由から、ストレス対処法もそれに応じて流動的であるべきなのです。画一的なストレス対処法などは存在しないのです。

 
Source: US NAVY Systematic Stress Management (2007)



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